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  • マルファイトvsボリベア

    1. 相性(有利不利)と難易度

    ・マルファイト側の相性:【微有利】、難易度:【★★☆】

    ・ボリベア側の相性:【微不利】、難易度:【★★★】

    ・全体解説:統計上、マルファイトの対ボリベア勝率はマルファイト側がわずかに勝ち越しているマッチアップです。ボリベアはQ(稲妻の猛撃)での接近とW(激昂の斬撃)による強烈なサステイン(回復)を武器とするブルーザーですが、マルファイトのQ(サイズミックシャード)による遠距離からの対象指定ポークと移動速度奪取により、接近自体を拒否しやすい構造にあります。さらに接近されても、マルファイトのE(グラウンドスラム)による攻撃速度(AS)低下がボリベアのパッシブスタックや通常攻撃を軸としたコンボを阻害するため、防御アイテムが揃うにつれてマルファイト側が主導権を握りやすくなります。

    2. おすすめルーンとサモナースペル

    ◆マルファイト側の最適解

    カテゴリ選択肢採用理由
    メインルーン秘儀の彗星ボリベアの接近を許さず、遠距離から継続的に体力を削り切るための必須ルーン。
    サブルーンマナフローバンド、至高、追火Qを連発するためのマナ確保と、ボリベアが回復する前に削り切る序盤のダメージ底上げ。
    サブルーンビスケット配達、宇宙の英知(天啓)レーン維持のためのマナ・体力補強と、テレポートの回転率を上げてマクロで優位に立つため。
    サモナースペルテレポート、フラッシュパッチ26.1のクエスト報酬による「最大体力30%のシールド」を得て、集団戦の脅威となるため

    ・解説:韓国やEUWのマスター帯では、ボリベアに対して「秘儀の彗星」を採用したポーク特化のルーン構成が主流です。ボリベアはミニオンを殴って回復するか、Wの2段目をチャンピオンに当てることでしかサステインを得られないため、マルファイトがマナフローバンドのクールダウンごとにQを撃ち逃げ(カイト)し続けることで、ボリベアの回復力を上回るダメージを蓄積させることができます。

    ◆ボリベア側の最適解

    カテゴリ選択肢採用理由
    メインルーンプレスアタック 又は リーサルテンポQ始動のコンボで瞬時に発動させるか、長期戦の殴り合いでASを極大化するため。
    サブルーン臨死の悟り(Presence of Mind)、レジェンド: ヘイスト、背水の陣スキル連発によるマナ枯渇を防ぎ、Wの回転率を上げて泥沼の殴り合いを制するため。
    サブルーン打ちこわし、超成長 又は 生気付与(不滅)マルファイトのロームを咎めるタワー破壊力と、Wの回復量・Eのシールド量の底上げ。
    サモナースペルテレポート、フラッシュクエスト報酬の巨大シールドを獲得し、スプリットプッシュ時のダイブ耐性を高めるため

    ・解説:ボリベア側はマルファイトのQポークを耐え抜き、強引に接近してダメージトレードを行う必要があります。マルファイトのEによるAS低下が厄介ですが、「プレスアタック」を採用すればQ→通常攻撃→Wの短いコンボでバーストダメージを出し、長時間のAS低下の影響を最小限に抑えつつ有利なトレードを成立させることが可能です。

    3. コアビルドと初手アイテム

    ◆マルファイト側のビルドパス

    アイテム枠最適解選択の理由・シナジー
    スタートドランシールド + 体力ポーション序盤のボリベアのパッシブ(連鎖する雷)による削りを耐え凌ぐための安定した選択。
    ファーストリコールブランブルベスト 又は プレートスチールキャップボリベアのWによる強烈な回復力を阻害するか、通常攻撃とQ/Wのダメージを12%カットする。
    コア (1〜2)アイスボーンガントレット、ソーンメイルアーマーを高めつつ、回復阻害を完成させ、スロウでボリベアの機動力を完全に封殺する。
    プレートスチールキャップ物理ダメージと通常攻撃判定のスキル(Q, W)に依存するボリベアへの究極のカウンター防具。

    ・解説:ボリベアのサステインを放置するとレーンが崩壊するため、ファーストリコールで「ブランブルベスト(重傷)」の購入が非常に効果的です。また、「プレートスチールキャップ」が完成した瞬間、ボリベア側のバーストダメージは激減します。「アイスボーンガントレット」が完成すれば、スロウとEのAS低下デバフが重なり、ボリベアはマルファイトに張り付くことすら困難になります。

    ◆ボリベア側のビルドパス

    アイテム枠最適解選択の理由・シナジー
    スタートドランリング 又は ドランシールドEによるハラスとシールド獲得のためのマナ・魔力確保、またはポーク耐性の確保。
    ファーストリコール燃えさかる猛火(Bami’s Cinder) 又は 輝きのクリスタルプッシュ力の向上と体力確保、またはQ/Wのバーストダメージを高める呪文刃。
    コア (1〜2)ロッド・オブ・エイジス 又は サンダードスカイ魔法ダメージと耐久力のスケール確保、またはWと相性の良い確定クリティカルと圧倒的な回復。
    コア (3)スピリットビサージュ 又は 氷氷のガントレット自身のWとEの回復・シールド量を増幅させるか、マルファイトを逃がさないためのスロウ。
    アイオニアブーツ 又は マーキュリーブーツスキルの回転率(Wの連発)を最大化するか、Qスロウの持続を減らす。

    ・解説:ボリベアはマルファイトがアーマーを積み始めると物理ダメージが通らなくなるため、AP(魔力)を混ぜたビルドや「サンダードスカイ」による回復特化のビルドが有効です。特にパッチ26.1環境では、マルファイトのアーマーの上からでもダメージを通しやすくするために、ハイブリッドなダメージを出力しつつ耐久力を底上げするアイテム選択が鍵となります。

    4. レーン戦の立ち回り・トレードのコツ

    レベル1〜3の動き

    ・マルファイト視点:レベル1はボリベアのE(天破の雷撃)の落下範囲に入らないように注意しながら、Qでハラスします。ボリベアがQ(移動速度増加)で突進してきたら、ギリギリまで引きつけてからQを当ててスロウをかけ、自分は加速して逃げます。もし追いつかれてしまった場合は、すかさずEを叩き込んでASを下げ、ボリベアのW(2段目)が発動する前にトレードを強制終了させます。

    ・ボリベア視点:序盤はマルファイトのQポークをEのシールドで相殺する小技を使いながらファームします。マルファイトがCSを取るために近づいた瞬間、マルファイトの退路にEを設置し、Qでスタンさせ、シールドを獲得しながら一方的なダメージトレードを狙います。ただし、深追いしてミニオンのシャワーを浴びると逆に不利になるため、ヒット&アウェイを心がけます。

    レベル6(ウルト取得後)のキルライン

    ・マルファイトの勝ち筋:ボリベアの体力が6割程度になった瞬間がキルラインですが、ボリベアのR(嵐を呼ぶ者)には「体力増加」と「対象指定不可の跳躍」があるためキル計算が狂いやすいです。ボリベアがRやEを消費した直後の無防備な瞬間に、R(アンストッパブル・フォース)からのフルコンボを叩き込んで一気にバーストダメージで沈めるのが確実です。

    ・ボリベアの対策・勝ち筋:マルファイトのRをフラッシュ、または自身のR(跳躍中のアンストッパブル判定)で直前回避(あるいは無効化)することが最高のカウンタープレイです。マルファイトのRを空振りさせることができれば、タワーを無効化するRの効果を利用して、そのままタワー下まで追い詰めて強引にダイブキルを成立させることが可能です。

    警戒すべきスキル・ガンク対策

    ・マルファイト視点:ボリベアの「フラッシュ+Q(スタン)」からのジャングラーのガンク合わせが最も危険です。また、レベル6以降はボリベアのRによって自陣タワーが機能停止させられるため、体力が低い状態でタワー下に籠城するのは自殺行為です。危険を感じたら、パッチ26.1のトップクエストで強化されるテレポート を駆使して早めにリコールし、体力を満タンに保ちます。

    ・ボリベア視点:マルファイトのQによる確定スロウから、敵ジャングラーのガンクへと繋がるコンボに警戒が必要です。しかし、ボリベアはRによるタワー無効化と体力増加、Eのシールドがあるため、1vs2の状況でも敵ジャングラーから先に落としてダブルキルを狙う「ジャガーノート」としてのポテンシャルを持っています。

    5. 集団戦・中盤以降の役割

    ・マルファイトの役割:中盤以降の集団戦において、マルファイトの圧倒的な硬さはボリベアの物理火力を半減させます。パッチ26.1のトップクエスト完了報酬である「テレポート完了時の30%体力シールド」 を活かして敵の視界外からエントリーし、ボリベアではなく敵のバックライン(ADCやミッドレーナー)にRで一直線に突進します。ボリベアが味方のキャリーに張り付こうとしたら、E(AS低下)とQ(スロウ)を当てて機能停止させます。

    ・ボリベアの役割:集団戦において、カチカチになったマルファイトを殴り続けるのはリソースの無駄です。マルファイトのRを誘発しないよう前線で立ち回りつつ、R(嵐を呼ぶ者)の強烈なAoE(範囲ダメージ)とタワー無効化を活かして、敵の陣形を破壊しながらバックラインへ強襲(ダイブ)します。パッチ26.1のレベル20上限解放 により、終盤のボリベアは凄まじい体力スケールを誇るため、敵の攻撃を一身に受けるフロントライン兼ブルーザーとして戦局を支配します。

    6. 参考情報

    • Mobalytics: Malphite vs Volibear Top Matchup (Win rates: Malphite 52.6%)
    • YouTube: Malphite outplay Volibear in Master elo (Runes: Arcane Comet, Biscuit Delivery)
    • League of Legends Patch 26.1 Notes (Toplane Quest, Level 20 cap, Teleport 30% Shield)