
1. 相性(有利不利)と難易度
・マルファイト側の相性:【微有利】、難易度:【★★☆】
・ガングプランク側の相性:【微不利】、難易度:【★★★】
・全体解説:パッチ16.10の統計で、マルファイトの対ガングプランク(GP)勝率は51.7%となっています。通常、GPはQ(偽りの発砲)による安全なハラスとW(壊血病の特効薬)のCC解除でレーンを有利に進めるチャンピオンですが、マルファイトのQ(彗星込み)のダメージはGPのQを上回ります。また、GPの最大の防御手段であるWは「スタンやスロウ」は解除できても、マルファイトのRによる「ノックアップ(打ち上げ)」は解除できないため、キルラインの計算が狂いやすい構造にあります。パッチ26.1で「エッセンスリーバー」が強力な呪文刃アイテムに回帰したことでGPの爆発力は大幅に上がりましたが 、マルファイトの圧倒的なアーマースケールと絶対的なエンゲージ力の前では依然としてマルファイト側が主導権を握りやすい相性です。
2. おすすめルーンとサモナースペル
◆マルファイト側の最適解
| カテゴリ | 選択肢 | 採用理由 |
|---|---|---|
| メインルーン | 秘儀の彗星 又は フェイズラッシュ | GPのQに対して、より痛いQポークで優位に立つか、接近時の離脱を重視するかの選択。 |
| サブルーン | マナフローバンド、至高、追火 | マナの永続確保と、序盤のレーン戦でGPをタワー下に釘付けにするためのダメージ底上げ。 |
| サブルーン | 息継ぎ、超成長(不滅) | GPのQ(通常攻撃判定)による継続的なハラスダメージを回復するため。 |
| サモナースペル | テレポート、フラッシュ | クエスト報酬の30%体力シールドを得て、中盤以降の集団戦での生存力を高めるため 。 |
・解説:マルファイト側は、GPが樽(火薬樽)を設置する隙を与えないほど徹底的にQでポークを繰り返す「砲台戦術」が有効です。韓国マスター帯のプレイヤーの中には「フェイズラッシュ」を採用し、GPに接近してEとWを当てた後、樽の爆発やQの反撃を受ける前に爆発的な移動速度で離脱するヒット&アウェイ戦術を取るプレイヤーも存在します。いずれにせよ、GPのW(オレンジ)の回復量を上回るダメージを叩き込み続けることが目標となります。
◆ガングプランク側の最適解
| カテゴリ | 選択肢 | 採用理由 |
|---|---|---|
| メインルーン | 先制攻撃 又は 不死者の握撃 | Qによるゴールド生成に特化するか、序盤のトレード耐久力を上げるかの選択。 |
| サブルーン | 魔法の靴、ビスケット配達、宇宙の英知 | パッチ26.1の高額なクリティカルアイテムをいち早く揃え、マナ枯渇を防ぐため。 |
| サブルーン | 息継ぎ、超成長 又は ボーンアーマー(不滅) | マルファイトのQポークに対する回復と、少しでも致死圏内から逃れるための体力確保。 |
| サモナースペル | テレポート、フラッシュ | レーンへの復帰と、クエスト報酬によるテレポート後のシールドでダイブ耐性を確保するため 。 |
・解説:GP側はマルファイトとのダメージトレードで純粋に勝つことは難しいため、「先制攻撃」を採用し、マルファイトのQが飛んでくる前に自身のQを当ててゴールドを稼ぎ、アイテムの完成を早める「ゴールドスケール戦術」が基本となります。マルファイトのRによる確殺ラインを少しでも遠ざけるため、「息継ぎ」やビスケットによるサステイン(回復)の維持が極めて重要です。
3. コアビルドと初手アイテム
◆マルファイト側のビルドパス
| アイテム枠 | 最適解 | 選択の理由・シナジー |
|---|---|---|
| スタート | ドランシールド + 体力ポーション | GPのQハラスを耐え抜き、パッシブシールドが回復するまでの時間を稼ぐ。 |
| ファーストリコール | プレートスチールキャップ | GPのQは「通常攻撃判定」であるため、この靴による12%ダメージカットが劇的に刺さる。 |
| コア (1〜2) | アイスボーンガントレット、ソーンメイル | アーマーを劇的に高めつつ、スロウでGPの機動力を奪い、マナを確保してQを連発する。 |
| 靴 | プレートスチールキャップ | 物理ダメージに対するLeague of Legendsにおける最強の対策。 |
・解説:ファーストリコールで「プレートスチールキャップ」が完成した瞬間、GPのQのダメージはマルファイトのパッシブシールドすら割れなくなります。「アイスボーンガントレット」が完成すれば、マルファイトのアーマー値は跳ね上がり、QのダメージとWの殴り合いで完全にGPを圧倒できます。防具を積めば積むほどダメージが出るマルファイトに対し、GPは純粋な物理ダメージに依存しているため、ビルドが進むにつれて相性差はGPにとって絶望的になります。
◆ガングプランク側のビルドパス
| アイテム枠 | 最適解 | 選択の理由・シナジー |
|---|---|---|
| スタート | ドランブレード 又は 輝きのクリスタル | 序盤の体力確保か、マナを確保してQの試行回数を増やしゴールドを稼ぐ。 |
| ファーストリコール | シーン(呪文刃コンポーネント) | パッチ26.1で復活した「エッセンスリーバー」の素材。Qのダメージを飛躍的に高める 。 |
| コア (1〜2) | エッセンスリーバー、インフィニティ・エッジ | マナ回復と呪文刃の復活 、そして200%クリティカルダメージの暴力を最大化する 。 |
| 靴 | アイオニアブーツ | スキルヘイストを稼ぎ、樽(E)の回転率とフラッシュのクールダウンを短縮する。 |
・解説:パッチ26.1の恩恵を最も受けているチャンピオンの一人がGPです。「エッセンスリーバー」がかつての「シーン(呪文刃)」ベースの仕様に回帰し、スキル使用後の通常攻撃(Q判定含む)に基礎攻撃力とクリティカルに応じた強力な追加ダメージとマナ回復をもたらすようになりました 。これにより、マナ枯渇を気にせずQを連発でき、さらにクリティカルダメージが200%に戻ったことで 、「インフィニティ・エッジ」完成時の樽のAoE(範囲ダメージ)は、アーマーを積んだマルファイト以外の敵陣を文字通り一撃で消し飛ばす火力を誇ります。
4. レーン戦の立ち回り・トレードのコツ
レベル1〜3の動き
・マルファイト視点:レベル1から強気に前に出て、GPがミニオンに近づいたらQ(彗星)を当てます。GPもQで反撃してきますが、マルファイトのパッシブシールドでダメージを吸収できるため、一方的なトレードになります。GPが樽(E)を設置した際は、マルファイトのEによる「通常攻撃モーションの短縮」を利用して、GPよりも早く樽を破壊する(ラストヒットを取る)ミニゲームに勝つことが重要です。
・ガングプランク視点:序盤はマルファイトのパッシブシールドが剥がれている時だけQを当てて「先制攻撃」のゴールドを稼ぎます。樽をマルファイトの直接足元に置くのではなく、自軍のミニオンの中に隠すように配置し、マルファイトがCSを取りに来た瞬間に連鎖爆発(2連樽)を当てて移動速度を上げ、マルファイトのQの射程外へ逃げ切るヒット&アウェイが要求されます。
レベル6(ウルト取得後)のキルライン
・マルファイトの勝ち筋:レベル6以降、GPの体力が約60〜70%になった瞬間がキルラインです。GPはW(オレンジ)でCCを解除できると思い込んでいるプレイヤーが多いですが、マルファイトのRの「ノックアップ(打ち上げ)」は解除不可能(アンストッパブル)です。Qでスロウをかけて接近し、至近距離からR→E→Wのフルコンボを叩き込めば、GPは何もできずにデス画面を見ることになります。
・ガングプランクの対策・勝ち筋:マルファイトのRをフラッシュで回避する以外に生存ルートはありません。常にマルファイトとの間に樽を配置してプレッシャーを与え、Rの射程内(約1000)に入らないように極端なセーフプレイに徹します。もしマルファイトのRを避けられた場合のみ、足元の樽を爆破してパッシブの移動速度増加と追加確定ダメージ(炎上)を利用し、反撃に転じることができます。あるいは、味方の集団戦に合わせてR(一斉砲撃)を支援として落とすグローバルな動きに注力します。
警戒すべきスキル・ガンク対策
・マルファイト視点:GPの樽の連鎖(3連樽や、視界外からのゴーストバレル)によるスロウとアーマー貫通ダメージに警戒が必要です。味方ジャングラーがガンクに来た際、GPがR(一斉砲撃)を自身の足元に落としてスロウを撒きながら逃げるのを防ぐため、マルファイト自身がRで強引に飛び込み、GPの判断を遅らせる(CCチェインを繋ぐ)ことが確実なキルに繋がります。
・ガングプランク視点:マルファイトのQによる確定スロウから敵ジャングラーのガンクに繋げられるのが最も危険です。W(オレンジ)はマルファイトのQスロウを解除するために温存するか、敵ジャングラーのハードCC(スタンなど)を解除するために残すかの瞬時の判断が求められます。パッチ26.1のトップクエスト報酬によるテレポートシールド もあるため、タワーダイブされる前に早めにリコールして体制を立て直す決断力が必要です。
5. 集団戦・中盤以降の役割
・マルファイトの役割:中盤以降、GPがサイドレーンでスプリットプッシュをしている場合は、無理に1対1で付き合わず、味方と合流して5vs4の状況を作り、パッチ26.1のシールド付きテレポート を活用して強引にエンゲージを仕掛けます。集団戦でGPが視界外から樽を狙っている場合は、GP本体に向かってRで突撃し、樽を起爆される前にGPを確殺してチームへの脅威を排除します。
・ガングプランクの役割:集団戦においてマルファイトのRの的になることは絶対に避けなければなりません。味方のバックラインよりもさらに後ろ、または壁越しなどの視界の死角に位置取り、26.1パッチで超絶強化された「エッセンスリーバー+インフィニティ・エッジ(200%クリティカル)」 の火力を乗せた樽の連鎖爆発で、敵の柔らかいチャンピオンを一網打尽にすることに全てを懸けます。マルファイトの硬い装甲を無理に削るのではなく、敵のキャリー陣を吹き飛ばす「AoEアサシン」としての動きが求められます。
6. 参考情報
- Mobalytics: Malphite vs Gangplank Top (Win rates, statistics)
- Reddit: Tips against Malphite top (Gangplank strategy, Ultimate interactions)
- YouTube: Malphite vs Gangplank (Runes, Phase Rush)
- Statup.gg: LoL 2026 Season Meta Core Items (Essence Reaver Sheen revert)
- League of Legends Patch 26.1 Notes (Crit damage 200%, Level 20 cap, TP Shield)
- Turtle Beach: Role Quests Explained (Teleport shield)


